今週は栄養士とヘルスコーチの違いを学びました。ざっくりいうと、
摂取する栄養のバランスや個別の栄養素について、診断及び介入を栄養士が決めて、それに伴い食生活を改善するのが栄養士。
一方、ヘルスコーチは、食や栄養のみではなく生活習慣全般に関して、クライアントと共にゴールを設定し、継続的にコーチングすることで、クライアント自らがより健康な生活を送れるようにサポートする。
そもそもヘルスコーチが"健康"に最も寄与すると考えるPrimary foodと定義するものに、食べ物は入っていません。Relationship, Career, Physical activity, Spirituarityなど。食べ物はそれよりも下位の概念として、Secondary foodと定義している位です。
また、クライアント自身の性格や考え方の違いにより、ヘルスコーチがつくことによる成果の出しやすさが異なるという議論もあったのは興味深いです。例えば、行動を起こす時にその必要性を理解できないと行動を起こさないQuestinerタイプや、自分以外の周囲に尽くすことを生きがいにしているOblierタイプなどに分類してアプローチを変えるといったもの。
なお、今更ながら、今回、DieticianとNutritionistの違いin the US を、初めて理解しました。日本でいうところの栄養士は, 資格を持って仕事をすると言う意味でDieticianの意味と理解しています。
そう言えば、米国のMaster degreeで、NutritionのコースはあってもDieticianのコースはなかったような記憶があります。