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調剤市場と薬局経営者視点

ゴールを設定すると、それに向かって行動し続けてしまうのが私…😆いや、そのあと大体飽きるんですけどね😆

 

やってみたかった薬剤師。

来月から始めるにあたり、日曜の朝、コーヒーを飲みつつ…

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図書館で借りた本などを使い、ざっくり調剤市場についてまとめてみた。だいたい2021年データ。

 

新しいことを学ぶのは、楽しい!

 

私はマクロから入ると頭がスッキリするタイプ。

そして経営者視点で私のようなペーペー薬剤師を雇うインセンティブが何なのか知りたかったのだが、そこも予想がついてスッキリだ。

 

さて、ヨガがてら図書館に本を返却しにいこっかな。

 

メモ

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市場環境

  • 調剤医療費は約7兆7,025億円、数年で減少へ
  • うち薬剤師の調剤技術料は25%の約2兆円(基本料と調剤料で約8割、あとは薬学管理料)、残りの75%は薬剤料(うち卸からの差益10〜13パー強)
  • 薬局数は6万171件(調剤を併せ持つ小売主体のドラッグストア含む)
  • 処方箋枚数年間8.7億、2030年で頭打ち
  • 調剤薬局売上高ランキング上位10社の合計売上高は1兆720億円、合計店舗数は4,748店舗で、上位10社の市場に占める割合は売上高13.9%、店舗数7.9%。ドラッグストア業界がいずれも6割程度を占めていることを考えると、低い水準(調剤の利益は小売に比して規模の経済が効きにくいので当然か)

考察

↑私のようなペーペー薬剤師だとかかりつけ薬剤師指導料などの算定は出来ないため、薬学管理料アップへは貢献できない。それでも正社員などが敬遠する日曜勤務が出来ると、局内スタッフ満足度が上がるためそれなりに需要高とみられる。(かかりつけ薬剤師になる要件は3年以上の経験、週32時間勤務などの要件あり)

顧客満足度を上げるためには、局内スタッフの満足度向上が欠かせない。顧客満足度が高い薬局に患者は多くつくのだ。

 

薬局運営

  • 未だに門前薬局が大半だが、在宅医療へのシフトとともに地域医療の一端を担う時代へ
  • 在宅業務を行う薬局は全体の約半数。ケアマネージャーなどとの連携必要
  • 一類医薬品は消費者が手に取れない場所に保管、薬剤師不在の時は売り場を閉鎖
  • 日本の保険で使える医薬品は17000品目。在庫管理と顧客対応できる品揃えのバランスが経営上重要

 

その他

  • 薬剤師は2012年から6年生卒のみに
  • 最近の薬学部卒の就職先は、薬局35%、ドラッグストア10%、病院20%、メーカー8%など。
  • 愛知県など健保と共同で薬剤費見直しの取り組みも
  • HBA1c などの検査事業も行う