being mindful

食、FIRE、いけばな、ヨガ、自転車、読書、韓国ドラマなど

恩師への想い

ハイキュー!のアニメバージョンをみていると

 

自分の学生時代を鮮明に思い出し、

 

無意識に重ね合わせてしまう。

 

私はたまたま引っ越した先の学校でバスケットボールをやり始め、その後学区内にある中学のバスケ部がたまたま強豪チームだったという幸運に恵まれたという経験あり。

 

当時、正月以外に休みは全くなく、平日は夜9時まで練習が普通。

 

週末や夏、春休みのたびに、県内の高校生チームや、離れた地域(関西や関東)の競合チームとの合宿、練習試合を重ねていたのですが…

 

それを監督同士のネットワークで企画&開催してくれていたという恵まれた環境に、今更ながら感謝したのでした。

 

今ならその大変さが想像できる。

監督業なんて、ボランティアなのに…

 

当時は、練習のキツさが半端なく、体力的にしんどかったことに加えて、勝負の緊張感で吐き気を催したことすらあったため、自分でもなぜこんなことをやり始めたのかと最初はかなり後悔したのを覚えていて。

 

それが、いつの間にか先輩たちの闘志やプレイに魅せられて、私も勝ちたいという想いが強くなり…

 

結果的には最後までやり切った。途中、心が折れそうな時もあったけど、間違いなくチームの仲間がいたから耐えられました。

 

そして監督は、いつも必ず、自分の頭で考えろと言っていました。

 

スポーツは、勝ち負けが明確に出る。

 

負けた時、自分の無力さを否応なしに突き付けられる。チームメイトの弱さも指摘しないといけない場面が出てきます。もちろん自分も指摘される。

 

勝ちたいなら、そこから這いあがるために、努力するしかない。その努力の仕方は、自分たちで考えて実行するしかない。

 

何事も試行錯誤であり、自ら考え、その仲間を信頼し、指摘を受け入れ、団結しなさいと。

 

仲間とはぶつかり合うことも、腹を割って話す機会も避けられず、その中で高い信頼が生まれていく。

 

バスケットボールを通じてこれをひたすら繰り返し、最後の夏が終わった。

 

最後に監督に言われたことは…

 

ここでやってきたことは、人生でも同じだと。

 

人生は苦しいことが沢山ある。

でも、どんな困難も、冷静に現実を受け止め、自分の頭で考えることで、対処することが出来る。

また、苦しい時ほど、仲間がいたら助けてくれるから、仲間を大切にしなさいと。

 

そういう人生を送るんだよ、と。

 

私自身は、大会で負けるたびに、チャンスは限られていることを実感。

 

全国制覇しない限りどこかで必ず負けるのだけど、負けたらこの仲間でやれるバスケは終わり、という残酷なまで人明確な事実を突きつけられる。

 

そして、負けても、人生は続く。

 

中学の恩師(監督)、お元気かしら…

 

高校の恩師(監督)は、先日訃報がありました。

中学でバスケを頑張ったおかげで出会った監督で、全く同じことを言い続けていた。

 

本当に、いい先生方に巡り会えた。

 

先生たちのためにも、良い人生を生きなければ。

 

さて。

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ベランダの枝豆、膨らんできたぞー!

台風の前に収穫かな。