初めて、"陰ヨガ"のレッスンに参加してきました。
陰ヨガの特徴は、ゆったりとしたポーズで3〜5分と長い時間キープし、完全に身体の力を抜き身体だけでなく心も緩ませるというもの。
ポーズは坐位や寝ポーズばかりで、長い時間ゆっくりと呼吸をすることで筋肉を緩ませ、普段筋肉の動きに隠れている靭帯などの結合組織や軟骨に働きかけていきます。
一方、日本で一般的なハタヨガをルーツとするヨガでは、ポーズのキープ時間は長くて30秒ほど。身体をアクティブに動かすためYan yoga/陽ヨガに分類されているようです。
陰ヨガについて日本語の本はあまりなかったのですが、書籍を読んでみたところ、どうやら中国の道教/Taoism にルーツがあるようで、全てをAcceptするための瞑想を目的としているようでした。
何はともあれ、とにかくヨガはやってみることが大事!
そんなわけで、人生初、陰ヨガのレッスンを受けることにしたのです。たまたま通っているアシュタンガヨガのスタジオで、陰ヨガのレッスンも開催されていたので、それを受けました。
(ちなみに、アシュタンガヨガと陰ヨガは無関係だそう)
で、どうだったかというと…
長いホールド時間をかけて全身の力を抜くので、ポーズをとりながら寝そうなくらいリラックスできました。
私もそうなのですが、現代人は特に肩周りなど、なかなか力を抜くのが難しいんですよね。ゆーっくり時間をかけて深い呼吸をするため、力を抜くいい練習になります。
痛いことやきついことは一切なし。ただ、5分もキープするので、ストレッチ効果は意外なくらいあります。頑張って伸ばす感覚はないのに、5分間も力を抜いてると、自重を借りて自然と伸びていく感覚。しかも、ふだんのヨガとは違う、関節の芯!?みたいなところを伸ばしている感じがありました。筋肉の力を抜くため、普段伸ばされることのない結合組織に働きかけるからなのでしょう。
そのため、5分のポーズの後に、ポーズを解くのはゆーーーっくりします。急に動けないくらいの感覚なんです。普段伸ばしたことのない組織が伸ばされているので、そーっと戻してあげます。
また、汗をかくなんてこともないので、寝る前に行うのにぴったり。
気持ちよくて、副交感神経優位になり、そのまますぐに眠れるのではないかと思います。
動画で"陰ヨガ"を探すといくつか出てきました。こちらは私もやってみて気に入りました。途中で寝ちゃうこともあります笑。
よかったら是非ご覧になってやってみてください。
陰ヨガで自律神経を整える 安眠効果バツグン☆ - YouTube
ヨガ経験不要、パジャマで出来る、極上リラクゼーション。自分をいたわってあげてくださいね。
わたしの硬い股関節も、陰ヨガで変化があるかもしれないなぁ…