私が教わっているいけばなでは、月に1度の頻度で研究会と呼ばれる実技テストがある。
同じ地域の支部内で合同で行われ、普段教わっている師匠とは異なる先生が採点し、アドバイスも下さる機会になっている。
実技テストの花材やいける型は指定されていて、事前に知らされる形になっていて、普段のお稽古に必ず1度は練習出来るよう、先生がスケジュールを組んで下さる。
私の場合、平均して月に3回ほどお稽古をしているため、研究会の前に2回同じ花材で練習できることもあるのだけど、大抵他の花材を指定してしまう。
飽き性なので、何度も同じ花材を生けるのは苦痛なのだ…
案の定、その花材特有の技術を突き詰めるレベルまでいかない。
となると、肝心の研究会では、「そこそこ」の点数で終わる。もうすぐ2年になるが、おかげさまで今までずっと80点だ。
でも、私はとっても満足。理由は…
- 普段とは違う先生から指摘してもらえる点が多ければ多いほど、更なる学びになるため楽しい
- テストでの得点に、大して意味はない
テストだろうとそうじゃなかろうと、いけばなが好きな理由は、花材と向き合って集中できる時間が好きだからだ。
そして、その集中は、花材との新たな出会いにより、さらに深いものになる。
はじめての花材だと、おのずと沢山観察しないといけないからだ。どっちに曲がりやすいか、違う向きからみたらどうか、触った感じはどうか…など。
これからも、人に何を言われても、好きなことを優先してしまう性分は変わらないだろう😆
好きなことを、自分が最も好きな形で続けていくこと。
師匠からみたら大した点数を取らない弟子なわけで、大変申し訳ない限りです…