伊豆横断ブロンプトンの旅、番外編。
天城峠を越え、伊豆半島のちょうど真ん中あたりにある、湯ヶ島温泉にいた。
稜線の谷間に落ちる夕日が、燃えるように映っていた。宿から徒歩で夕食をとりに近所のお寿司屋さんへ。
この日はこの冬一番の寒波だそうで、ストーブを2台私に向けて当ててくれた優しい大将。
カウンターでぬくぬくと刺身やら何やら。
温かい会話と、美味しい食事と、日本酒と。
天城はわさびの産地。
わさびのツーン半端なかった。大将によると、冬は特にキレがいいらしい。
ごちそうさま。
徒歩数分の距離なのに、寒すぎて小走りで宿に戻る間に、すっかり体が冷えてしまった。
そこで。
貸し切りの露天風呂に、日本酒を浮かべて。
なんか、浮かべたかったのだ❤️
上を見上げると、星空が広がっていた。
星空の手前で、竹林が強風に煽られわっさわっさと大騒ぎ。
伊豆半島のど真ん中にある、静かな温泉♨️。
天城越えが想像以上に大変だったからか、お湯が身体に沁みました…
すっかり私は日本酒の味は好きなのだけど、あまり得意ではない事を忘れていた😆
お陰でこの夜はあまり眠れず、翌朝は寝不足かつ胃腸がやや重たい朝に。
この失敗、過去に何度も経験あるのにー😆
いつになったら学ぶのやら〜
朝ごはんは、川床でおこたで頂くシステム。
魚や肉類はほぼ受けつけず。
でも今日も走る🚲からと、補給として口に入れたものは…
ホカホカご飯に、香り高い海苔、そして天城のわさびと鰹ぶし!
これがめちゃくちゃ美味しかった。
わさびのおかげで泣きながら食べた😆
さぁ、今日はこんな体調だけど峠越えいけるのか!?
とにかく無理しないようにと、心に命じたのだった