アランの幸福論を読んだ。
はい、すでにだいぶ幸福だけど、これ以上幸福になるヒントを得ようと思いまして😆
一部引用しつつ、私の理解を書いてみる。
上機嫌療法😆
人から言われたことやされて嫌な思いをした時だけでなく、よくない物事も上機嫌療法に役立つ。
焦げたシチュー、固くなったパン、ほこり、未払いの請求書、お寒い懐…これはすべて訓練の機会になっちゃう。
こんな状況になったら、こうささやく。
"みごとな一撃だ。だが私はかわしてみせるぞ"
幸福であることは他人に対する義務である、そんな言葉を残したフランス人哲学者アランの幸福論。幸福というのは常に自分が作り出せるものであることが分かるいい例ですね❤️
焦げたシチューとか庶民的な例もほっこりさせてくれます😆私もなにか失敗したり人から何か言われたらまず心でささやいてみよう。
"みごとな一撃だ"ってね!
そのみごとな一撃をかわしてみせますぞ〜。うふふふふ
第一次世界大戦前後に書かれたものをまとめたアランの幸福論。そんな昔の人が書いた名著は、人生の役に立つ内容がつまってた。
以下、引用:
不満や愚痴を言ってもはじまらないし、悲しみからは悲しみしか生まれない。
なぜなら、運命についてこんなふうに文句を言うことで自分の不運を自分で大きくし、笑うことのできる望みもすべて自分で奪い、おまけに胃の調子まで悪くしてしまっているからである。
ほどほどに自分を大切に思い、自分に優しくしなければいけないのだ。
引用おわり。
人って、愚痴を言ってばかりの友人や悲しみに暮れた友人には、前向きになりなさいとかアドバイスして慰めたりするのに、自分が愚痴ったり悲しみに暮れてるときにはそれが正当なことだと思い込みがち。少なくとも私なんかも思い当たることがある。冷静にみると、ほんとあほやなぁ…と思う。
幸福であるということは、自らが幸福であることを望み、そのように行動することであると彼が主張する意味がよくわかる本でした。
いやー楽しい読書でした。意外にもアランが身近に思えたというのもこの本を読んだ収穫ね。幸福論はアランの他にもラッセルやヒルティの著書も合わせて三大幸福論と言われてるみたい。
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