あすけんというダイエットサポートアプリを3週間ほど使ってみました。今回は、痩せることではなく、自分の食べているものの全体像を把握することが目的。
このアプリでは、毎日食べたものを記録していくわけですが、記録自体は慣れてしまえばそこまで苦痛ではないな、と感じました。
これまでの記録を3週間分、1日あたりの平均で出すとこんな感じ。
日割りでも、週間でもこのようなグラフを出せます。
今は緩い糖質制限をしている私。以前はもっと厳し目に制限をしていたので、今は無理なく続けています。そんな私の平均糖質摂取量は1日あたり75グラム程度になっているという事実を確認できたのは良かったです。
そもそも私が糖質制限をしている一番大きな理由は、遺伝子検査で2型糖尿病ハイリスク群であることがわかっていることと、実際に空腹時血糖値が以前から高め(糖尿病予備軍と呼ばれるくくりに入っている)であることです。遺伝子リスクが高いので、環境因子(私が食べるもの)で改善できることはしておきたい。
今年も健康診断の結果は、空腹時血糖値が100を超え、HbA1cは5.5。こうして結果を目にすると、最近緩んでいた糖質制限もまた厳しくしようかしら、と思います。出来る限り、このままずっと、予備軍のままに抑えておきたいですもの🙏
↓こちらは、自分の体を使ってリアルタイムで血糖値測定をした時の記録。私の体で血糖値をコントロールするには、カロリー制限ではなく、糖質制限が必要なことが明確に分かりました。
Libre リアルタイム血糖値測定 - ヘルスコーチのたまご
この実験を通じて糖質制限を始めてからは、以前あったような主食を食べた後のだるさや疲労感を感じなくなったのです。結果的には、主食を食べた後にぼーっとすることもなくなり、カフェイン欲もなくなって、デカフェライフも開始したところ、睡眠の質が良くなった気がします。(ただ、ヨガを始めたのと同時期なので、ヨガの効果もあるだろうと思います…)
少し注意したいのは、あすけんアプリでは、適正とか不足といった基準がありますが、その解釈について。
例えば、あすけんでは、私の主要栄養素(タンパク質、脂質、糖質)バランスについては、糖質が不足して脂質が多すぎるとアドバイスされます。
ただ、私の知るところでは、脂質や糖質の合計摂取量について、糖質”不足”や脂質”過剰”になることによるネガティヴなエビデンスが明確にあるわけではないため、私は気にしていません。
むしろ、糖質を増やすことの健康上のデメリットについてはエビデンスがあることと、私の個人的な糖尿病の遺伝的リスクを考慮すると、やはりあすけんのアドバイスを鵜呑みにするのは良くないと思いますし、個々で判断せねばと思います。
微量栄養素(ビタミンやミネラル)は、もともと不足すると病気になることがベースで発見されている背景からも分かるように、不足すると困ることがわかっているし、それを把握できるのはいいなと思いました。不足しているミネラルやビタミンなどをもとに、今日食べると良い食材を提案してくれるのも良いですね。