日曜日のこと。
一気に春めいてきて、日差しは夏に近くなってきた。
図書館に本を返却するついでに、また借りてくる。
区民は10冊まで借りられるのだ。
最近は美術への興味が膨らんでいる。
画家を巡る小説と聞いて、村上春樹の 騎士団長殺し を借りてきた。
村上春樹は以前読んだことがあるけど、その時の私にはしっくりこなかった。そのせいで、わりと久々に手にする村上春樹の本だ。
上だけで500ページほど。
長編なので、途中で飽きなければ、しばらく楽しめるだろうと思っていたのだが…
夕方に読み始め、夜中の0時過ぎまでノンストップで読み終えてしまったのだった。
仏教的視点(禅宗)が多く散りばめられているなと思ったら、著者のご家族は僧侶だったのね。
実はこの日は翌朝の大事な会議の準備をする予定だったが、結局はその前の金曜日までにやっていた準備だけで十分だと自分に言い聞かせ、諦めることになった。
だが結局のところ、翌朝の会議はうまく行った。
あれ以上準備する必要は、結果的に無かったのだ。頑張ろうと頑張るまいと、結果が変わらない事もよくあるものだ。
その会議の後、図書館に行って、下を借りてきた。
そして、水曜の午後。
この日は半休をとって、師匠のいけばな指導の助手のため遠方へお出かけ。
指導場所の最寄駅で降りたら、とってもローカルなカフェで仕事や読書をしつつ、待ち合わせの時間まで過ごす。
マスターがキャベツを千切りにする音が、耳に心地よい。
地元の高齢者たちが次々とやってきては帰っていき、お互いに声をかけているのが微笑ましい。
現役引退したら、あんな生活いいなぁ🎶