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IIN: Module 6 - Organic foodsについて

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今週のメモは、オーガニックフードについて。

 

オーガニックフードとは、科学的に合成された肥料、殺虫剤や抗生物質などの農薬、およびホルモン剤などを使わずに自然な形で育てられたもので、遺伝子操作されたものは含まないとのこと。自然な食物連鎖を形成する。

 

我々がオーガニックフードを選ぶ主な利点は、

  1. 残留した化学物質への暴露をさけられる
  2. オーガニック製法により作られた食べ物を通してよりdiversityに富んだ微生物に暴露されることで、自らの腸内細菌のdiversityを高めることで免疫力アップに繋がる
  3. 栄養をより効率よく摂取できる - 最近の研究結果に基づくと、オーガニック製法の方が、微量栄養素がより多く含まれるということが示唆されている (土壌中の微生物のdiversityの高さに関連しているとのデータ)
  4. 環境保護に貢献できる

 

注意したいのが、お肉。非オーガニック植物を食べて育った家畜には、残留化学物質が濃縮されているという点。家畜を育てるのに費やされる食物の量は相当であることを考えると、ちょっと恐ろしいです。

 

オーガニックフードがいいことは分かりました。ただ、その価格は高いですし、いつも見つけられるわけでもありません。

 

いきなり全てオーガニックのものを食べるのは難しいという場合の参考として、米国では特にオーガニックのものを選んだ方がいい農作物リストが、毎年サンプル結果をもとにEnvironmental Working Groupにより公開されている。

 

その名もDirty Dozen List (最も汚染されたワースト12) 2017年版

  1. Strawberries
  2. Spinach
  3. Nectarines
  4. Apples
  5. Peaches
  6. Pears
  7. Cherries
  8. Grapes
  9. Celery
  10. Tomatoes
  11. Sweet bell peppers
  12. Potatoes

 

トップにあるイチゴ。なんととあるサンプルにおいては、20種類の残留化学物質が検出されたとか…アメリカでイチゴを食べるときはオーガニックにしといた方が無難ですね。

 

ちなみに2016年までは5年連続でリンゴがトップだったようです。

 

アメリカのホウレンソウは怖いくらい寿命が長いと思うのですが、それはこのリストと何か関係あるのでしょうか。

 

 

一方、残留化学物質が検出されにくかったトップ15はClean Fifteen:

  1. Sweet corn
  2. Avocados
  3. Pineapples
  4. Cabbage
  5. Onions
  6. Frozen sweet peas
  7. Papayas
  8. Asparagus
  9. Mangoes
  10. Eggplant
  11. Honeydew melon
  12. Kiwi
  13. Cantaloupe
  14. Cauliflower
  15. Grapefruit

 

 

日本での同じようなリストは、見つけられませんでした。この米国でのリストは、おそらくそのままは当てはまらないと思います。

 

なぜなら、日本は主に集約型農業(資本,労働力の多量投下によって単位面積から高い収益をあげる)が主流なのに対して、米国では、土地利用型農業が主流だからです。農作物の発育における問題が違えば使われる化学肥料なども違うだろうなぁと思います。

 

もう少し調べてみようかしら…